スマートロック Qrio Lockの利用 – オートロックとハンズフリー

スマートロック Qrio Lockの利用 – オートロックとハンズフリー

スマートロック Qrio Lockを使用した感想をお伝えします。

Qrio Lockは、家の玄関ドアの鍵に取り付け、スマホ操作で施錠・開錠の制御、オートロック、ハンズフリーでの開錠を実現する製品です。

Qrio Lock(Q-SL2):https://qrio.me/smartlock/

Qrio Lockの設置と設定

開封

思ったよりもコンパクトな箱で、ずっしりと重さを感じるパッケージです。 中には効率的に本体や各種パーツが詰め込まれています。

これが本体です。

電池の追加

本体に乾電池を入れます。
本体の両サイドに電池ボックスがあり、CR123Aというカメラのフラッシュ向けの乾電池が2本ずつ、計4本入ります。 片側の2本だけでも動きますが、万が一電池切れになってしまった場合、外から開錠できなくなるため、予備のために両サイドに入れておくことができます。
本体パッケージに2本入っており、2本だけでも問題なく動きますが、片側が電池切れという通知が出るため、4本入れた方がよいと思います。 私は本体と一緒に買いました。

本体に付属していた電池をSide A側に入れ、追加で購入した電池をSide B側に入れました。

ツマミ接合部パーツ

ツマミに接続する部分を選択します。 3種類あり、ツマミの太さに合わせます。

実際にドアのツマミに合わせてみて、現物で判断します。 うちは一番細い(右端)のを使用しました。

スペーサパーツ

本体とドアの距離を調整するスペーサを選択します。
(パーツの見た目は、ツマミと同じ写真に写っています) 本体をドアに取り付けた際に、ツマミ部分が適切に接触するように隙間を調整するためにあります。
2種類あり、付けなくても構わないため、3種類の距離が選べることになります。
うちは付けませんでした。 ツマミ接合パーツを付ける本体側にも高さを調整するためのネジがあり、微調整はこちらでできます。

両面テープで接着

本体に3Mの強力な両面テープを貼り、ドアに接着させます。

少し失敗してしまい、斜めになってしまいました。
一度はがすと粘着力が落ちて落下の原因になるため、やり直すならテープごと変える必要があります。
両面テープは2枚入っているため、あと1回チャンスはありましたが、一旦これで様子をみようと思います。
なお、このドアの場合、本体を横向きに付けることもできます。
施錠と開錠のツマミの位置は後程アプリから設定するため、取付位置は柔軟に対応できます。
縦か横か悩みましたが、横にしていると万が一取っ手に手をかけている状態で落下した場合、手に当たる可能性が高いためと、見た目も考慮し、縦に取り付けました。

アプリから設定

Qrio Lockという名前のiOS/Androidアプリがあり、スマホにインストールして初期設定をします。
本体とスマホでペアリングし、開錠と施錠の状態を記憶させます。
アプリのボタンから開錠と施錠を確認します。

開閉センサーの設置

オートロックする際、ドアが開いた状態で施錠してしまわないように開閉センサーが付属しています。 開閉センサーはドア枠側に取り付けます。

オートロックの設定

オートロックは、開錠後10秒経つと自動で施錠する機能です。
この機能を有効にすると、開錠後の施錠の手間が省けます。 利用シーンは2つあります。

  • 帰宅時、室内に入ったあとオートロック。普段から玄関を施錠している生活スタイルが前提です。
  • 外出時、室外に出たあとオートロック。鍵をかける手間を省けます。

私は利用しており、特に外出時の施錠のために鍵を取り出す必要がなくなり、とても便利と感じております。
また、開閉センサーによってドアが開いている状態を検知していますので、例えば宅配業者の対応でドアを開いたままにしている時に、勝手に施錠動作するなどの誤作動はしていません。
設定を一通り見てみましたが、施錠までの待機時間(10秒)を変更する設定はありませんでした。

ハンズフリーの設定

帰宅時、スマホ操作しなくても、玄関近くまで来ると自動で開錠する機能です。
この機能を有効にすると、ポケットからスマホを取り出す必要がなくなります。
ただし、スマホのGPS機能を利用しており、GPSの精度が悪い時や、スマホアプリのバックグラウンド通信が動作していない時は動作しません。

注意
私は利用していますが、正直ほとんど使えない機能です。
iPhoneでの利用ですが、画面ロック状態だと動作しません。
iPhoneの画面ロックを解除し、Qrio Lockアプリを起動している状態であれば動作します。
ちょうど玄関から10m程度離れた位置で開錠され、鍵の開錠音も聞こえます。
iPhoneの画面ロックを解除し、Qrio Lockアプリを起動した時点で画面上に操作ボタンが出るので、
手間の省略という点であまり意味ないです。
ただし、ボタン操作で開錠した場合、オートロック機能によって自動で閉まってしまいます。
ハンズフリーで開けた場合は一度ドアの開閉があるまで施錠されないので、エレベーターを降りて廊下を歩いている間に開錠し、
ドアの前に着いたら閉まってた、ということはなかったです。

感想

全体的に満足しています。 外出時は、内側からツマミを手で開錠し、その後オートロック。
帰宅時は、スマホでQrio Lockアプリを起動し、ハンズフリー開錠し、室内に入るとオートロック。
鍵自体はいつも持ち歩くので、荷物を減らす効果はありませんが、玄関での鍵の出し入れが不要になるので、その点が楽になっています。
ただし、マンション住まいのため、1Fのロビーのオートロックの開錠で結局鍵は必要になります(住人は暗証番号開錠を使えないマンション)。
その意味では、「スマホだけでコンビニに買い物にいける」ようなものではないです。

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